今年も暮れたなり。2005年12月31日

今日は12月31日大晦日だ。
毎年同じ事を思うのだが、1年間があっという間に終わってしまう。考えてみれば、今日が一区切りということで世間では新しい年を迎えることになっているが、時が過ぎていくことに関してはいつもと何ら変わりはない。
そう思うと、今日は特別な日ではなく、普段と変わらぬ生活の時間が過ぎているに違いない。
しかし、自分の命が刻々と「死」に近づいていることもまた事実である。かつて、一休さんが正月に棒の先に骸骨を付けて、人々が浮かれていることを戒めるために町を歩いたということを聞いたことがある。
「正月を迎えることは、喜ばしいことであるがまた寿命が1年短くなる」ということを戒め、命の尊さを唱ったのだと思う。
1年の一区切り、来年はどんな年になるのだろうか・・・。誰も知らない。